レーシック>レーシックのデメリット


レーシックデメリットの1つは、アメリカで認可されてから、まだ10数年しかたっていないため、手術後の実績が、 多少不十分なところがあります。

眼は、身体の中でもとてもデリケートな部分ですから、レーシックのデメリットをよく知ってから、 手術するかどうか決めたいものですね♪

デメリット1 安全性

どの手術にでも言えるデメリットですが、レーシック手術でも100%の成功率は保証されていません。
手術後に視力が元に戻ってしまう「近視の戻り(再近視化)」や、手術後の合併症が、全くないとは断言できません。

しかし今まで、全世界で数百万件以上行なわれたレーシックで、失明したという事例は1例もありません。

また、視力が思ったほど向上せずに再手術したケースは、全体の数パーセント以内になっており、レーシックの安全性のデメリットは、 かなり小さいといえます。

デメリット2 年令と個人差

レーシックは、原則として18才以上になるまでは、手術を受けられない デメリットがあります。

これは、18才未満では、眼も身体と同じように、まだ成長段階であるため、手術後の安全性が保証できないからです。

また、角膜に一定以上の厚みがないと、手術の効果がないため、手術を断られる方もいます。
角膜の厚みには、それぞれ個人差があり、手術前に必ず検査して厚みをチェックし、 レーシック手術が有効かどうかをクリニックで、判断してもらいます。

これについては、近年行なわれている「イントラレーシック」や、レーシック以外の手術方法によって、角膜が薄い方でも手術が可能です。 (もちろん、それにも一定の限界がありますが。)

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デメリット3 視力の安定とケア

レーシックは手術直後でも、眼が見える状態で視力も向上しますが、それが安定するまでは、 数カ月〜半年くらいかかります。
それまでは、視力の不安定さから多少、生活上不都合なことが起るデメリットがあります。

また、手術時に作った「フラップ」は、眼の角膜にぬい合わせていませんので、 手術直後の1週間は、フラップが不安定にならないように、十分注意しなければなりません。

特に、スポーツや運動を習慣にしている方は、1カ月ぐらい中止しなければいけないデメリットがあります。

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デメリット4 合併症

眼が乾いて、カサカサするドライアイになったり、 色の明暗(コントラスト) の見分けが、悪くなったりするデメリットがあります。

その他、暗いところで光を見ると、その周辺にモヤがかかったように見える「ハロ現象」や、 明るいところがまぶしく見える「グレア現象」などの、デメリットもあります。

ただレーシックの手術後、数カ月〜半年たつと、これらの合併症の症状は、なくなってしまいます。
合併症の詳細については、レーシック合併症をご覧ください。

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デメリット5 手術代

レーシックは、健康保険が利用できない自由診療になっているため、 手術代は全て自己負担になるデメリットがあります。

実際の手術代は、片目で10〜25万円、両目で20〜50万円ぐらいが多くなっています。 (自由診療のため、各クリニックの判断に任されているため、クリニックによって、かなり幅があります。)

ただ、生命保険や医療保険に加入している方には、保険会社から手術給付金が、 支給されるケースもありますので、加入先の保険会社に確認してみるのがよいでしょう。
手術給付金については、レーシック保険をご覧ください。

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