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レーシック用語集

眼圧

眼圧とは、眼球を常に一定の大きさ・形を維持するために必要な、眼球内の圧力のことです。

人が物を見る場合は、角膜に入ってきた光を、網膜上に 正しくピントを合わせて、初めて物がはっきり見えます。

もし、眼圧が大きく変化して、眼の大きさや形が変わってしまうと、網膜にピントが合わなくなってしまいます。 このため、眼球を常に一定の状態にしておく必要があるのです。

正常な眼圧の範囲は、日本人の場合、10〜12mmHgで、1日の中でも5mmHg以内で変化しています。 25mmHg以上になると、眼圧が高すぎるといえます。
(mmHgは、ミリメートル水銀柱という圧力の単位です。)

この眼圧を維持する役割をしているのが、「房水」といわれる体液で、 毛様体で作られ眼球を循環した後で、シュレム管と呼ばれる部分から、眼外に排出されます。

房水は、眼球に酸素、養分を補給し、老排物を運び出していますが、何かの原因で房水の循環に支障が起ると、眼圧が高くなります。

眼圧が高くなると、眼の中で比較的デリケートな視神経(網膜にある)が圧迫され、 傷ついたり死んだりすることがあります。

そして、眼圧が高い状態が長く続くと、緑内障を発症するケースが多く、 失明することになります。

また、逆に眼圧が低くなったときは低眼圧と呼ばれ、この場合も視力に問題がでてきますので、注意が必要です。




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