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レーシック用語集

近視

近視とは、眼に入ってきた光が、網膜 よりも手前で焦点ができてしまい、物の形が、ぼやけてしまうことです。

通常、物の形がはっきり見えるときは、網膜上に正しく焦点ができます(=正視)が、近視になるとレンズの役割をしている、 水晶体の調整がうまくいかず、ピンボケ状態になります。

近視の代表的なものには、「屈折性近視」と「軸性近視」の2つがあります。

屈折性近視

屈折性近視は、角膜や水晶体の屈折率が大きすぎて、網膜の手前で焦点ができてしまいます。

長時間のパソコンの使用や、眼に負担のかかる細かい作業を、長い期間続けていると、水晶体の厚みを調整している 毛様体が、常に緊張した状態になります。

これによって、遠くのものを見たときに、水晶体の厚みをうまく調整できなくなり、物がぼやけて見えるわけです。

なお、テレビゲームを何時間も続けた後に、一時的に視力が落ちることがありますが、これは、「仮性近視」 あるいは、「偽近視」と呼ばれるもので、少し時間がたつと元の状態に戻ります。

レーシック用語・屈折性近視


軸性近視

一方、軸性近視は、眼球の形が変形しているために、物がぼやけて見えます。通常、人の眼は、ほぼ円球に近く大きさが 23〜25ミリ程度ですが、軸性近視になると角膜から網膜までの距離が、普通の人よりも遠くなります。

わかりやすくいうと、眼球が卵のように楕円になるために、光の屈折が正常なのに、 本来の位置に網膜がないため、物がぼやけて見えるわけです。
この軸性近視は、主に遺伝的な要素が大きいといわれています。

レーシック用語・軸性近視

*眼球が卵形になっているため、網膜の位置が後ろにずれています。




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