◆レーシック用語集
イントラレーザー
イントラレーザーとは、イントラレーシックで使用される医療機器で、 従来のレーシックで使用されるマイクロケラトームよりも、薄いフラップを作ることができます。
イントラレーザーのフラップの厚みは約0.1ミリで、 マイクロケラトームは約0.15ミリです。 (ただし、最新鋭のマイクロケラトームは、0.09ミリまで可能)
このイントラレーザーは、米国のINTRALASE(イントラレース)社が開発して、2006年現在、 この会社の機器のみが米国食品医薬品局(FDA)から、承認されています。
イントラレーザーで作ったフラップの特徴は、従来のレーシックより厚みを薄くできるので、 角膜の薄い方でも手術できるケースが多くなっています。
その他に、
・高い精度で、均一な厚みのフラップができる
↓
手術後の視界が、レーシックよりクリアになる
・フラップの断面がきれいに仕上がる
↓
手術後に、フラップを元の位置に戻したときの安定性がよい
・フラップの厚みや、ヒンジの形を細かく設定できる
↓
角膜の形が、普通の人と違っていても対応できる
などの利点があります。
また直接、角膜に触れることなく、レーザー照射でフラップを作るため、担当医師の高い技量が、 それほど必要でないことも、あげられます。
現在のイントラレーザーは、
イントラレースFSレーザー
↓
イントラレースFS2レーザー
↓
イントラレースFS30レーザー
↓
イントラレースFS60レーザー
と順に進歩して、手術の精度と安全性が高くなっています。
◇レーシック ・フラップとは ・上皮フラップとは ・角膜厚測定とは ・角膜形状解析とは ・エキシマレーザーとは ・イントラレーザーとは ・マイクロケラトームとは ・エピケラトームとは ・アイトラッカーとは ・ウェーブフロントアナライザーとは |
◇眼の構造 ・虹彩とは ・房水とは ・水晶体とは ・毛様体とは ・硝子体とは ・網膜とは ・脈絡膜とは ・強膜とは ・黄班とは ・角膜上皮層とは ・ボーマン膜とは ・角膜実質層とは ・デスメ膜とは ・角膜内皮層とは |
|
◇眼の異常 ・近視とは ・乱視とは ・遠視とは ・老眼(老視)とは ・弱視とは |
||
◇眼の病気 ・ドライアイとは ・飛蚊症とは ・円錐角膜とは ・白内障とは ・緑内障とは ・網膜剥離とは |
◇その他 ・視力とは ・円柱レンズとは ・眼圧とは ・屈折度数とは |
→ HOME