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レーシック用語集

イントラレーザー

イントラレーザーとは、イントラレーシックで使用される医療機器で、 従来のレーシックで使用されるマイクロケラトームよりも、薄いフラップを作ることができます。

イントラレーザーフラップの厚みは約0.1ミリで、 マイクロケラトームは約0.15ミリです。 (ただし、最新鋭のマイクロケラトームは、0.09ミリまで可能)

このイントラレーザーは、米国のINTRALASE(イントラレース)社が開発して、2006年現在、 この会社の機器のみが米国食品医薬品局(FDA)から、承認されています。

イントラレーザーで作ったフラップの特徴は、従来のレーシックより厚みを薄くできるので、 角膜の薄い方でも手術できるケースが多くなっています。

その他に、
 ・高い精度で、均一な厚みのフラップができる
      ↓
 手術後の視界が、レーシックよりクリアになる

 ・フラップの断面がきれいに仕上がる
      ↓
 手術後に、フラップを元の位置に戻したときの安定性がよい

 ・フラップの厚みや、ヒンジの形を細かく設定できる
      ↓
 角膜の形が、普通の人と違っていても対応できる
などの利点があります。

また直接、角膜に触れることなく、レーザー照射でフラップを作るため、担当医師の高い技量が、 それほど必要でないことも、あげられます。

現在のイントラレーザーは、
 イントラレースFSレーザー
      ↓
 イントラレースFS2レーザー
      ↓
 イントラレースFS30レーザー
      ↓
 イントラレースFS60レーザー
と順に進歩して、手術の精度と安全性が高くなっています。




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