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レーシック用語集

角膜実質層

角膜実質層とは、角膜の厚みの90%ほどをしめる層で、厚みは約0.4〜0.5ミリ程度です。

主成分はコラーゲン繊維とたんぱく質で、外から入ってきた光を屈折させる重要な役割をしています。

しかし、再生能力はほとんどありませんので、ここを損傷した場合は、視力に大きな影響があります。

レーシック手術が可能かどうかは、角膜の厚みが必要だといわれますが、実はこの角膜実質層の厚みが、 大きなポイントになります。

レーシック用語・角膜実質層

レーシックでは、この角膜実質層をエキシマレーザーで矯正(削る)して、 視力を向上させる手術なので、角膜実質層に厚みがあると、それだけ矯正できる余裕が大きくなります。

その逆に、厚みが薄い場合は、わずかの矯正しかできないため、結果的に手術しても、視力の向上につながらないのです。

ですから、角膜実質層の薄い方や強度の近視の方は、手術を断られるケースが多くなります。

特にレーシックイントラレーシックウェーブフロントレーシックでは、
角膜上皮層+ボーマン膜+角膜実質層の一部を切って、フラップを作るため、手術がむずかしくなります。

ただし、ラセック(LASEK)PRKエピレーシックであれば、角膜の薄い方や強度の近視の方も、手術が可能になります。




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